【会計・確定申告】WEBデザイナーが使用している経費の勘定科目

ほとんどのWEBデザイナーは、商品の仕入れ・在庫・現金決済が無く、帳簿付けや確定申告がシンプルです。
個人事業主であれば税理士さんをつけなくても比較的やさしく確定申告ができると感じています😺
私も会計ソフトのおかげで確定申告にはほとんど時間をかけずに済んでいます。

ただ、1年目はひとつ一つの勘定科目を調べるのに時間がかかりました😿
記帳と確定申告は、1年乗り切れば以降簡単になるので、みなさんの最初の1年の時短になれば嬉しいです。

今回は、経費に絞って勘定科目をリストアップしてみました。
日々の帳簿付けの参考になればと思います。
事業に関連する経費は漏れなく記帳して、節税対策しましょう!

クラウド会計は必須

勘定科目の前に、クラウド会計のおすすめです。

最近はインボイス制度や電子帳簿保存法が始まったりしていますね。
税制変更に対応するためにも、クラウド会計は必須だと思います。
消費税の計算もできますし、領収書も電子データで保存できます。

私は「freee」を使用しています。
「freee」は簿記の知識が無くても使いやすい仕様になっていて、ヘルプも充実しています🕊️

周りには「マネーフォワードクラウド」を使用している人も多く、できることは同じなのでどちらでもいいと思います👌

日常的に使用している費用

私が2023年中に使用した勘定科目を全てリストアップしました!

外注費

ほとんど無いのですが、たまーにコーディングを外注します。
その制作費を外注費として記帳します。

工具器具備品

10万円以上のPCやモニターはこちら。

※固定資産台帳への登録も必要。freeeでは固定資産台帳に耐用年数を入力すれば自動で償却仕訳してくれます。
※青色申告で30万円未満であれば、一括償却が可能です。
※10万円以内の場合は「消耗品費」で記帳、固定資産台帳登録の必要なし。

通信費

  • 携帯電話料金 家事按分
  • 自宅インターネット回線利用料
  • 固定IP接続サービス利用料
  • Adobe CC利用料
  • フォント使用料(モリサワ、フォントワークス)サブスクのもの
  • Chat-GPT利用料
  • Dropbox利用料
  • Chatwork利用料
  • 会計ソフトfreee利用料
  • サーバー使用料
  • ドメイン費用
  • 切手代

家事按分とは
プライベートでも使用するため、一部のみ経費にすることです。
私は携帯電話料金の70%を経費にしています。
1週間のうち平日5日間を主に仕事で使用する、という根拠です。(5/7 = 約0.7)

freeeでは「家事按分」を登録することができ、毎回按分計算する必要はありません。

研修費

デザイン関連の勉強代を研修費にしています。

  • セミナー参加費
  • 絵画教室会費、画材費
  • 美術館やデザイン関連の施設入館料

消耗品費

  • 素材購入費(PIXTA、shutterstock、Adobe stock等)買い切りのもの
  • フォント購入費(モリサワ、FONTPLUS等)買い切りのもの
  • PC周辺機器(マウス、ケーブル、モニター、外付けSSD)10万円以内
  • 事務用品や雑貨(文房具、プリンターのインク、収納ケース等etc)

以前「事務用品費」という勘定科目も使用していましたが、かなり使用頻度低く分けて把握する必要性も感じなくなったのでこちらに統合しました。

新聞図書費

  • 書籍購入費(技術的なものや、ビジネス関連)

諸会費

JILLA入会のきっかけは文美国保に入ったことでした。詳しくはこちら↓

  • リベシティ会費
    お金のコミュニティ。ひとりもくもくと働く日々なので、人とのつながりを持つために入っています。社会資本ってお金に負けないくらい大事ですよね🥹

支払手数料

  • Amazon Prime会費
    (PC周辺機器は主にAmazonで送料無料で購入しています)
  • メルカリ手数料
    経費で購入した物品をメルカリで販売し、収入計上したものに関わる手数料のみ。
    間違えて購入してしまった事業用のモニターをすぐに売りました😹
    売上を収入に計上した場合に限り、販売に関わる手数料を経費にできます。

旅費交通費

  • 交通費
  • 宿泊費(出張のホテル代)

会議費

  • 打ち合わせ時のカフェ代やドリンク代
  • コワーキングスペースの利用料

交際費

  • 取引先との飲食や、手土産
  • 同業者との情報交換

雑費

  • どこにも入れ難いその他の費用
    あまり使用することはないですが、例えば過去に、引越し費用を家事按分で計上しました。

地代家賃

  • 自宅で作業しているので、家賃の一部を計上。
    私はワンルームの1部屋が丸ごと作業部屋なので、面積割合で70%を経費にしています。

保険料

  • 自宅の火災保険 家賃と同じ割合で家事按分

水道光熱費

  • 自宅の電気代 家賃と同じ割合で家事按分

租税公課

  • 消費税
  • 個人事業税

フリーランスが支払っている税金について詳しくはこちら↓

番外編

開業前の準備金も費用にできます

開業前に事業の準備にかかった費用も経費にできます。
例)開業前に購入したPC、開業前の営業活動にかかった費用

厳密にいうと「開業費」という費用があるわけではなく、「開業費」という固定資産として登録し、その後「減価償却費」という費用をつけていく流れになります。

※5年の均等償却または任意償却から選択可能です。私は1年目は売上が少なかったので、2年目に全額償却して経費としました。
※領収書は必要です。
※「開業前」は一般的に開業の数ヶ月〜半年前程度までが妥当とされているようです。

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